CO2の測定器で測ることで子供たちにも勉強に

CO2の測定器で測ることで子供たちにも勉強に

知識がなくても測定できるCO2の測定器

知識がなくても測定できるCO2の測定器 まず「CO2」とは何かというと、二酸化炭素を意味する言葉で化学式が「CO2」と表される無機化合物の温室ガスです。
正式には英語表記でCarbon・Dioxideで、化学式から「シー・オー・ツー」と呼ばれます。
この濃度を測定する方法は様々ですが、一番簡単で知識がいらない方法は「二酸化炭素測定器」と呼ばれる自動で測定する器機を使うことです。
デザイン・サイズも数多くあり必要に応じて選択することが可能で、スリムなデザインのスタンドタイプであったり、デジタル時計のように置く大画面の二酸化炭素濃度測定器や壁掛けタイプ・腕時計型も存在し、CO2濃度が高くなるとアラームが鳴ったりアイコンの色が変わって知らせるなどの機能もあります。
目に見えないものですので、室内の汚れ・換気のタイミングなどをリアルタイムで通知してもらえるのは嬉しい機能です。

室内におけるCO2発生量が人体に与える影響について

室内におけるCO2発生量が人体に与える影響について 現在、全世界で地球温暖化の原因とされるCO2発生を削減する取り組みが活発に行われていますが、CO2は人体にも悪影響を及ぼします。
室内の二酸化炭素濃度が低い場合は人体への影響は見られませんが、換気不足などによって濃度が上昇していくと様々な悪影響が現れるので注意が必要です。
一般的に、室内で快適に過ごせる二酸化炭素濃度は600ppm程度とされていますが、2,000ppmを超えると眠気・心拍数増加・注意力散漫などが見られるようになります。
さらに、濃度が3,000ppmを超えると頭痛・めまい・悪心・過呼吸・耳鳴りといった症状が現れます。
これらの症状が現れるのを防止するためには定期的な換気を行う必要があり、厚生労働省は建築物において1,000ppm以下、文部科学省は学校施設において1,500ppm以下に保つ必要があると定めています。
そのため、CO2モニターを導入して室内の二酸化炭素濃度をチェックし、適切なタイミングで換気を行うことが重要です。